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トラベルメイトトラベルメイト98

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「トラベルメイト98」
  1. 【 旅行トラブル実践編:出発当日(2) 】

     さて集合時間に間に合いました。ここで出発の当日のトラブルはほとんど終わってしまうかというと、まだまだです。機内預けの荷物をちゃんと目的地に送る手続きしなければなりません。

    ここで実際のチェックインをもう少し詳しく説明しましょう。

    1)前もって航空券持ってる場合
    (1)直接、搭乗予定の航空会社のカウンターへ
    (2)カウンターで航空券を搭乗券に交換、機内預けの荷物を預ける。そ
       のとき目的地へのタッグ(荷札)を付けてその半片をもらいます。
       半片は目的地へ到着、入国手続き後その空港出るまで大切に保管し
       て下さい。もし万が一荷物が迷子になったときはその半片だけが手
       がかりです。

    2)空港で団体カウンターに集合そこで航空券もらう場合
    (A)カウンターで航空券だけもらい、チェックインのカウンターは別の所
    (B)カウンターでそのままチェックインまで出来る。

     荷物のチェックインの時、自分の荷物がちゃんと正しい目的地へのタッグが付いているか必ず確認して下さい。ここで間違うと、荷物とは泣き別れ、数日後やっと世界半周してきた荷物とご対面なんて目に遭うこともあります。

     タッグの目的地は、アルファベット3文字で表されます、自分が旅行する先の都市の略字くらいは覚えておきましょう。東京はTYO、大阪はOSA、ただし実際の空港名はまた別の略字がありますので面倒と言えば面倒です。成田はNRT、羽田はHND、伊丹はITM関空はKIX、絶対覚えたらいいとは言いません。出来たらで良いですから。

     もう10年くらい前でしょうか、ニューヨークのエアポートで「ボンベイ送り」という荷物の送り方がちょっと有名になったこと有ります。アメリカのビジネスマン、傲慢なやつは本当に傲慢です。マフィアのヒットマンか、ボスくらい迫力有ればそれはそれで納得できる部分有りますので、係り員も納得して通常通りの送り方します。

     迫力はそれなりにあって、言ってることも筋はそれなりに通っているけども、なんだかふさわしくない人どこにでもいます。高圧的な態度でチップもよこさず文句ばっかり、係り員一応「イエッサー。」は言います。頭はフル回転です。こいつの荷物ボンベイ送りにしてやれ。で、タッグは「via BOMto PAR」いったんボンベイに到着した荷物がパリへ到着する間にだんだんスリムになっていきます。

     ボンベイでなくとも別にどこだって良いわけですが、ボンベイへ、またはボンベイから本当の目的地に届く間に荷物が必ずダイエットする区間がアフリカにありまして、そこを必ず通るようにすればいいそうです。半分眉唾もんの話ではありますが、有りそうな気もします。日本ではまずそこまでする係り員はいないとは思いますがね。まあ、いやなヤツでない方が荷物はきっちり届くのじゃないでしょうか?

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