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トラベルメイト片山くんが行く

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片山くんが行く vol.94

 

旅立ち

季節はもう冬に近づいてきました。オランダもあちこち回りましたし、車も手に入りました。旅行の費用も貯まりました。ハーグもそろそろ潮時です。コースはベルギーを通ってフランスへはいることにしました。林さんとか、ハーマン、中古屋の親爺には、挨拶しておきました。特にハーマン達とはビール飲みながらのお別れ会です。

ハーマン「またどこかで会いましょう、私たち当分ハーグにいますからもし帰ってくるようなことあれば、このスタンドに来れば私たちの誰かはいます。」

「そうですね、また帰ってくるかもしれません。その時はまた飲みましょう。」

次の目的地はパリです、ハーグで聞いた話によるとフランスは案外日本の武道が盛んだそうで、そうなら仕事が見つかりやすいだろうと思ったのです。単純な皿洗いとかウエイターより給料も良いし、教える立場ですから尊敬もしてもらえます。

この尊敬してもらえることは精神衛生上大変良いことでした。ヨーロッパ旅行を精神的な疲労が少なく切り抜けられたのはこのせいではないかと思います。どうしてもよそ者はよそ者です。日本から十分なお金を持っていけたならよそ者に徹してふらふらすることも出来ました。私たちにはそんな余裕ありません。旅行費用と帰国の費用を稼ぎながら移動しなければなりません。

短期の季節労働であっても仕事は仕事ですから楽ではありません。私たちに普通回ってくる仕事は単純労働です。尊敬とか余裕からはもっとも遠い場所にあるものです。必要なことだと思っても続けているとめげます。この部分では武道という特殊技能を持っていた私たちは恵まれていたのかもしれません。

ハーグを出てベルギーへ向かいました。ブリュッセルでは有名な「小便小僧」を見るつもりでした。簡単に見つかると思ったのですが、オランダのように英語が通じません。不慣れな上に車ですからよけい迷いました。2日間もブリュッセルの町中をうろうろしてしまいました。こうなると意地になってしまいます。2日目の夕方になってやっと見つけました。

 

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