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田森くんは西へ Index page へ

vol.073 タイ・バンコク (39)

この頃の情報の差はひとえに、旅行関連の団体に属していたかそうでないかの差でした。彼ら青学の3人連れは、旅行の研究会に属していて、毎年何人かが海外 に出かけ、帰ってくれば情報を後から出かけるものに伝え、それの蓄積は私らのように個人で出かけたものより数倍は違っていたのです。  

ヨーロッパの旅行情報は個人でもある程度手に入れることはできました。本屋さんでも不完全ながら何冊かガイドブックとか旅行記は手に入りました。私が入会していた「海外旅行研究会」もヨーロッパの情報なら、2,3回例会に出席すればかなりのものを教えてもらえました。  

東南アジアに関してはそれが香港とかバンコックのポピュラーな街であっても、観光地の情報以外の、安宿とか、ディスカウントの航空券などの一番必要なものの情報はないに等しい状況でした。  
その上私たちの、個人海外旅行のイメージはかなりハードな探検冒険のたぐいのもので、平地のそして町中のワンダーフォーゲル活動の域を脱していませんでした。私も出かけるときは、コッフェルとかトレッキングシューズのアウトドア用 品を待っていったことでも、町中ワンゲルのイメージしか持ってなかったことがわかります。  

頭の中は、バンコックのお寺とか香港の屋台の写真があり、一方ではアマゾンとかサファリ砂漠の探検のイメージがその上からトッピングされたごった煮の状態でした。旅行する間に現実の姿と頭に描いていたイメージは現実の方に訂正されながら整理が始まるわけです。  

私はやっとこの頭でっかちの状態から現実の世界のイメージに訂正が始まるとっかかりでフローティングマーケットの観光に行ってしまったのです。

私「ラオス行く気なら明日ビザとりにいってや。」

話題を変えた方が良さそうです。

中村「はあ、明日行ってきます。田森さんは何日間くらいラオス旅行するつもりですか。」
私「うーん、5日間くらいかな。もし出来たらラオスからそのまま山の方回ってタイへ国境越えしたいんだけど、チェンマイの方へラオスから入れるルートってある。」
中村「確かにチェンマイからおくにチェンライという町あってそこから奥に道続いていますけど、たぶん駄目じゃないですか。」
私「自分ら、チェンマイでそんな話は聞いてない?」
小林「チェンライまでは簡単にいけますけど、そこから先は普通の旅行者が行ったという話も聞かなかったですよ、危ないんじゃないですかねそれ以上北へ行くと。」
私「ラオス行った人の話では、ビエンチャンからほかの町へは許可がないとでられないみたいだから、たぶん駄目だとは思うけどね。」
「ビエンチャンだけしかいけなけりゃ5日もいる必要ないかも知れへんね。」
中村「私もそのくらいの予定ですかね、パタヤでも少し泳ぎたいですし。」