vol.130 マレー半島南下 (15)
「ハーイ、ペナンイズ、ナイスタウン」
ます話のとっかかり作らねばなりません 。
「ヤー、ユウシンクソー!」
「イェス、ディスタウン、イズ、グッド。」
この辺りまでのあたりさわりのない会話はすぐできるようにはなっていました。 サー本題に早く入らねばなりません。
「アー、ウェール。」
うまく英語が頭の中にでてきません。
「ペナン、ペナンズナイトライフ、イズ、チープ?」
やっとそれらしい言葉がでてきました。
「ホワット!、ユウ、ウオント、ドゥリンク?、アー、ユー、ゴーイング、トゥー、ドリンク?」
おやじさん聞き返してきました。そのようなものですがちょっと違う。
「イェース、バット、ガール、アー、」
なんと言ったっけ、あの、バンコックのタイソングリート近辺では、マッサージ ガールで通じていましたが、ピッタリした言葉がでてきません。
「スト、スト、ストリートガール。」
そうだ、いいたいことはピッタリではないけどストリートガールだ。
「ホワット、ストリートガール!ユー、セッド、ストリートガール!」
聞き返さなくてもいいジャン、大声で聞きたい事じゃないのに。 急に悪い事している気分になりました。良いことでもないですけども。
「イェース、アー、アー、デュアリング、トラベル、アイ、アム、ベリー、ロンリー。」
そうなんです、昨日まで、というより今日の夕食食べるまで、何にもその気には なりませんでした。疲れ何とかというヤツデ急にその気になって、金少しまだあるし、それにここがバンコックなら、中央駅の運河越えた向こうの通りに、トルコ風呂(今はソープランドといってる女の子付きのお風呂屋さん)があって、その向かい側は、VDクリニックがあって、便利だったのに。
でも何で、安宿のおやじに言い訳しなけりゃいけないの?
「メニー、ストリートガール、アンド、チープ。」
おやじ答えました
「ウエアー、ウエアー、イズ、ザット、プリーズ、ポイント、アウト、オン、ディス、マップ。」
地図とボールペン差し出しました。用意だけは万端です。
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