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トラベルメイト田森君は西へ

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田森くんは西へ vol.226

 

インド・カルカッタ (16)

 

包帯、脱脂綿、ガーゼ、消毒液、油紙、軟膏(何の軟膏かわかりませんが店の人が薦めてくれた)
しめて、40RS弱、部屋へ帰ってほぼ一週間ぶりの包帯交換です。傷口はだいぶ良くなってるようです。少なくとも化膿はしてないようです。傷口が乾燥してましたので、これがもし化膿していたら中から膿か粘液がでて、じゅくじゅくしてるはずです。

傷口の周りは赤く晴れ上がってはいました。縫ってある糸の周りがかゆくて仕方ありません。左足首は洗ってないので垢でまだらになっています。押すと内部から鈍痛がします。

消毒液を脱脂綿にたっぷり含ませ傷口を拭きました。みるみる垢がとれて足首が綺麗になっていきます。脱脂綿は真っ黒になっていきます。3回ほど傷口を消毒液で拭きました。

傷口に軟膏をたっぷりと塗り、ガーゼを上にかぶせます。足首を油紙で包み上から包帯を巻き付けました。我ながらなかなかのできばえです。田舎ではちょっとしたねんざとか怪我くらいは自分で薬箱から、軟膏とか湿布薬取り出して手当てしていました。こんな時に役立つとは。

出来たら湿布もしたいところでした。これはいい方法を祖母から教わっていました。材料はジャガイモ、とメリケン粉、まずジャガイモをおろし金ですり下ろし、それに耳たぶくらいの堅さになるまでメリケン粉加え、ペースト状になったらそれを適当な大きさの布に塗りつけ、患部に当てるのです。

これはかなり熱を取り、半日は持ちます。捻挫だけでなく、扁桃腺の腫れたとき等に喉に貼り付け熱下げることも出来ます。欠点は、乾燥すると剥がすとき体毛を中に取り込んだまま乾燥していますからかなり痛いのです。メリケン粉とジャガイモが固まった白い破片が皮膚に残ったり、服に付くので汚れやすいのも欠点です。

おろし金も、ジャガイモもないので、諦めましたが、ちょっと田舎の家の生活を思い出しました。

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