[vol.01]
7月27日(火)那覇〜福岡〜下関

那覇から飛行機で福岡へ。フェリーで行く予定だったが台風の影響で欠航。いつ再開するかわからない。結局、飛行機で九州まで行くことにした。料金はフェリーと同じくらいだ。近頃の飛行機の安売りチケットの威力はすごい。それでも旅客の絶対数が少ないためか東京行きよりも少し高い。

那覇空港は5月に新しくなった。ピカピカだがどうも沖縄らしさが無くなってしまった。前の空港は表に出たとたん沖縄の空やカラフルな植物ががせまってきて沖縄に来たという開放感がとてもよかった。新空港は目の前が3階建ての駐車場だ。情緒もなにもない。

飛行機は100人乗りくらいか。古くあまりおおきくない。雨のなかバスで移動して尾翼のタラップから乗り込む。福岡まで1時間。風太は早速パソコンをひろげてゲームをはじめた。自分も東京に仕事で行くときなど飛行機でパソコンをやるけれども、これがなかなか気分いい。

福岡空港からは地下鉄で2駅ほど移動して、3号線に出た。よい場所を求めて2kほど歩いた。体が慣れていないせいか結構きつい。バス停のくぼみでヒッチ開始。久しぶりのヒッチに不安と期待がまじる。とりあえず下関をめざす。100kもない。

結局4台で門司着。やはり高速道路が整備されたせいか一般道で長距離を行く車は少なくなっているような気がする。どれも20Kぐらいしかいかない。でも皆んな親切。最後は門司のフェリー乗り場まで送ってもらった。

船で下関へ。10分もかからない。夜なので対岸のネオンがまぶしい。湖みたいだ。

午後9時、ラーメン食べて海岸で野宿。関門橋がライトアップされてきれいだ。ときどき大型船が汽笛を鳴らして海峡を通過していった。星もでて雨の心配はない。快適。

 

Copyright(C)1999 小島春彦