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トラベルメイトトラベルメイト98

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「トラベルメイト98」
  1. 【 旅行業界入門(1) 】

     さてそろそろ、「トラベルメイト98」のまとめをしなければなりません。もう数ヶ月で「2000」になりますので、新しい展開をせねばなりません。12月か来年には「トラベルメイト2000」をスタートさせるとして最後に、旅行業界を目指そうとする人たちのための講座を開こうと思います。

    *著者注
    この原稿NIFTYに載せたのがのが1999の9月頃なのでこんな文章になっています。

     ここ一、二年の傾向は調べてませんが、大学生就職人気職種上位には旅行業界から何社かは入っていたように思います。航空会社はもちろん昔から人気のある職種ではありました。

     一般的には派手な業界で給料もそうそうで悪くはないと思われてるようですが、最初の方の「旅行会社」などの項目で簡単に触れたようにはっきり言って貧乏人ばかりの業界です。日系の航空会社はまだ、旅行の業界より数倍ましではありますが、外国系、しかも発展途上国とかしぶい小国の航空会社など、名前ばかりで旅行業界とそうは変わらない待遇です。

     日本の旅行業界では元気いいのはJTBだけです。早くから各職種に分社化を進めしかも、日本交通公社といわれてるように、「公社」ですから、古くからの蓄積もコネも他社よりぬきんでていました。それ以外のいわゆる大手と呼ばれるところはほとんどがボロボロの状態です。

     もちろん、旅行会社全部が儲かってないわけではなくある部分に特化して一点集中している会社で、健全財政のところは多々あります。ただ一般的な総合的に旅行商品を扱っている会社では、JTB以外全部だめといってもいいくらいです。

     格安航空券業界から発展した、ブローカー体質のチケット屋さんはどうでしょう?この部分に特化して今元気いいのは、CASツアーです。ここのネット上でのサイトは、主要な目的地、一般的な航空会社の購入には何らの不便もありません。(東京発の料金だけというのは、地方の人にとって不便ですが。)HISなどキャンペーンのもっともやすい航空券のデーターはでてきますが普通の格安券の料金はネット上では参照できません。

     HISは最近パッケージの比率が、航空券のみの販売に対しあがってきてるようですが、この会社安売りのキャンペーンもののパッケージは販売得意ですが、マニアックな高級品の販売はできないところですから、どうも中途半端な状態に落ちっているようです。

     最近の日本で金と暇を持っているのは、バブルの恩恵を持ったままリタイアーした60才代後半から70才代以降の人たちでこの人たち対象の旅行会社は儲かってるはずです。

     50才代、40才代の人たち、子供を育てている最中ですから余裕ありません。30才代は、まだ子供小さいですから近距離の家族旅行は可能でしょう。(グアムとかハワイのパッケージそう高くはありません。まして共稼ぎであればもっと余裕ができます。)

     20才代この年齢の層は不景気にもめげず海外旅行へ最も簡単に出かけられる人たちです。高級品はまず買いませんけども、マイレッジサービスとかカードの割引などをうまくやりくりしている年代でもあります。

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